
一昨日の夕方、おやつに小さなビスケットを食べました。そのカケラが気道に入ったのか、むせこみました。そのうちに咳が酷くなり、顔を真っ赤にして吐きそうなくらい苦しくなっていきました。水を飲んでも、小一時間が経っても改善されません。喉の気管の入り口付近に、細かい毛が貼り付いている感覚でした。とても不快でした。
Sil.(シリカ)かな(なぜDros.(ドロセラ)と思わなかったのか不思議。まだまだ学びが浅いのです)?と思いましたが手元にありませんでした。Acon.(アコナイト)はいつも携帯しておりますが、とりあえずAcon.(アコナイト)という選択もしませんでした。
止まらないむせこみ(咳)に「これはビスケットではなく、風邪かもしれない!!」と思い、喉用の漢方を飲みました。飲んでから、半日以上様子をみましたが、全く改善されません。漢方薬というものは、実は非常に即効性のあるものなので「変だなー」と思いながら、眠る時間になってしまいました。咳で寝られないかも……と思いました。
枕元に「ベーシックキット」と「ホメオパシーin Japan 基本36レメディー」を置いておりますのでなにかこの喉の違和感に効きそうなレメディーは無いかな、とキット内を眺めましたが分かりません。風邪特有の喉の症状ではなかったから、見当もつきません。「Calen.(カレンデュラ)?Ferr-p.(ファーランフォス)?う~~ん、分からない……」という感じで。で、最後のほうにあるレパートリーを引いても分からないので、ぼんやりとマテリアメディカのほうをパラパラしていました。
その時、急にです。「あ!!」と閃きました。昨日、塩素系の漂白剤で風呂掃除をしたことを思い出しました。
そこから、連想ゲームのように「コンクリート中毒ってあったような」とマテリアメディカを探して「Kali-bi.(ケーライビック)」に辿り着きました。
そして、Kali-bi.(ケーライビック)を一粒、摂取しました。何回かリピートするつもりでおりましたが、「咳き込み、イガイガ、毛が絡まる感覚……」という不快症状が一粒で治まっていきました。摂取後、10分くらいで「なんか楽になってきたよな……」、1時間で「すっかり治まった」です。
ベーシックキットを購入してからかなり経ちます。補充も数知れません。その中で今回大活躍の「Kali-bi.(ケーライビック)」はまだ手付かず状態だったのです。使ったことがなかったのです(笑)Kali-bi.(ケーライビック)よ、軽く見ててごめんなさいね!と謝りたいくらいです。
摂取とヒットのスピードが大切なことも確かですが、遅くてもヒットすれば効いてしまうんだな~と驚きました。(ちなみにKali-bi.(ケーライビック)の人物像を初めてしっかり読んだのですが、私に当てはまってて笑いました。ワンマン気味ですので。)体調悪化が塩素漂白剤だ、と明らかな場合は、速やかに受診して医師のアドバイスを受けたほうが良いと思います。
私の今回のケースは、自分でも塩素使用を忘れてたくらいの時間経過でしたので。



症状に苦しまれながらのとっさの閃きにより同種のレメディーに繋がっていった様子が伝わります。必要な時にとった適切なレメディーの作用は本当に驚くものがありますね。あとでマテリアメディカを確認されて人物像までピッタリだったということ、しばらく続けてとって見られると良いかもしれませんね。貴重な体験談ありがとうございました。