私にはアトピー性皮膚炎の息子が2人います。長男(5歳)・次男(2歳)も6月頃に麻疹にかかりましたが2人とも症状軽くすみました。
次男のケース
最初は次男が体調を崩し、38度前半の熱を出しましたが、1晩で下がり、特に問題なさそうなので翌々日保育園に行かせました。
その日の夕方、家でおむつ換え時に手足や体幹部に膿を持った小さい発疹がたくさんできているのを見つけました。発疹は手のひらにもあり、水疱瘡を思い出しましたが、次男は水疱瘡を10ヶ月時に済ませており、麻疹か風疹かな?と思いつつ療法家にO-リングテストで確認してもうとやはり麻疹でした。
その翌日、保育園との関係や麻疹にかかれば予防接種を受けずに済むので、麻疹の診断をもらおうと2カ所病院にも行きましたが、熱も平熱で発疹以外は症状が無く、その発疹すらレメディーの効果か一部枯れかけていたので、「高熱もなく発疹も少ないのでこれは麻疹ではない」と言われ、麻疹の診断はもらえませんでした。
次男はMorb(モービライナム)、Puls(ポースティーラ)、Calen(カレンデュラ)のマザーティンクチャー(MT)をお風呂に入れて使用を主に行いました。発疹がそれ以上進まなかったのでBry(ブライオニア)も与えましたが、発疹はやはりそれ以上出ませんでした。
長男のケース
次男発疹発症から3~4日後、長男のおなかに次男と同じ発疹が出ました。O-リングテストで確認するとやはり麻疹でした。
長男も次男と同じように対応していますが、長男は発疹はお腹にのみ出て数も少なく、熱も全く出ませんでした。しかし、麻疹の発疹が消えた後、もう少しのはずなのに一進一退でなかなか良くならなかったアトピー性皮膚炎が劇的に良くなりました。現在、長男のアトピーは手足の節や首にまだ少々残っていますが、夜もよく眠れるようになり、ほとんど普通に過ごしています。
このことを「ほんとに麻疹様々だよ~」とホメオパシーの学校(RAH/CHhom)の友人達に話したら、「話聞いてると麻疹がほんとにいいものに思える」と言って笑っていました。
同じホメオパスのところに出入りしている友人の息子(10ヶ月くらい?)も麻疹にかかり、最初発疹が少なくてやはり病院では麻疹と診断されませんでしたが、この子の場合はレメディーを与えているうちに発疹が激しくなり、高熱も出て、本格的な「麻疹」になったそうです。
この友人の長女もずっと前に麻疹にかかった際、症状は軽くて病院では麻疹と診断されなかったのですが、年輩達はその子の症状を見ると「ああ、麻疹だねぇ」と言ったそうです。私の息子たちや友人の子供たちの話からも、やはり子供や状況によって症状の激しさは変わるし、麻疹も不顕在性感染はあると思います。この話が他の方々の参考になれば幸いです。