ホメオパシーに出会ったきっかけが花粉症。それから4年、例年にない飛散量といわれているにも関わらず、かなり快適な春を過ごしています。
とはいうものの、3月半ばにはやはりくしゃみや鼻の不快感などが出始めました。そこで、マーキュリー(Merc.)。ホメオパシーと出会ってからは春先のマーキュリー(Merc.)は定番でしたが、今年は殊によく効きました。ところが、しばらくすると今度はマーキュリー(Merc.)はもちろん、アーセニカム(Ars.)、ネイチュミュア(Nat-m.)、ユーファラジア(Euphr.)など、花粉症によいとされるレメディーが効かなくなってきたのです。ちょっとあせったのですが、ここで思い当たったのが歯の治療。秋頃から歯医者に通い始め、治療の際に「消毒します」と、なにかの薬品をつけられ、流すという行為をされていたのです。ちょっと気にはなっていたのですが、すぐに水で流して吸引していたので、ほとんど体内に入ることはないだろうと思っていました。
でも、歯医者=フッ素というイメージがあり、ひょっとして……と思って試してみたのがカルクフロアー。それが花粉症によく効いたのです。それからしばらく、朝晩にカルクフロアー(Calc-f.)を摂り、今やほとんど症状は出なくなりました(朝はまだちょっと鼻水が出たり、くしゃみが出やすいのですが……)。
結局、花粉症というのはスギ花粉云々よりも、体内にたまっている毒を吐き出そうとする、むしろ正常な体の働きなのだとつくづく感じました。木々が芽吹くように、春になって活発に活動し始めた体が毒を出そうとしている、ただそれだけなんだと。(ただそれだけ、というには、耐え難い症状のときもあるのですが……)。そう思ったら、なんだか肩の力が抜けて、心までスーッと軽くなりました。ホメオパシーってすごい、そして、人間の体ってすごい!と感じているこの春です。