肩、肘、手の痛みからリューマチが悪化|40代|女性

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経過・症状

9歳

母がリューマチを発症。母が可哀想だった。助けてあげたかった。無力感。
母に遠慮していた。弱音を吐かない。

16歳

父の母が首を吊っていた。自分が発見した。
ご飯で呼びに行ったら黒い影があった。その後自分の部屋にこもった。
リューマチの母とやっていた店を閉めると決めた後で自殺。(10月頃死亡)

17歳

リューマチ発症。(右)肩、肘、手の痛み。ズキズキし始めて、夏に発症。
2年程で痛みは全身に広がり、疲労も強くなる。

19歳

激しくリューマチが痛むので、ステロイド、免疫抑制剤、鎮痛剤を摂る。

20歳

この頃から手の変形が始まる。

34歳

リウマトレックスで強い副作用~半年後に中止。激しい疲労が始まる。

相談会の様子

1回目(2006/08/22)

レメディー:
・ph-ac(フォスアック):絶望感。
環境に左右される。慢性疲労。自虐。
・Bism-m. (ビスマス ミュア): 胃がん。自殺のレメディー。

2回目(2006/10/16)

相談会の後、泣いた。何度も吐いた。
頭と体が重苦しい。
体の痛みが強くなる。どうすれば自分を許せ、大切に出来るかわからない。

レメディー:
Cinnab(シナバリス):大きな関節のリューマチ

6回目(2006/10/16)

MT)プランターゴを飲んで体中の痛みがなくなった。
昨年の夏より今年の夏が楽だった。
年々良くなっている。
MT)ハイドラスティスを飲んでスーッと呼吸ができるようになった。
これまで、死ぬことにカウントダウンをしていたが、今は生きていることが幸せと感じるようになった。

レメディー:
MT)Plan.(プランティーゴ)
Tub.(チュバキュライナム コッフ):痛み/遺伝

9回目(2008/12/4)

ステロイドを5mm→1mmに減らせた。
そのことで、私は私でいいと思えた。
前回、由井先生に「罪悪感がある」と聞いて落ち込み、罪悪感について考えた。
無常の愛で自分を愛し、精一杯の優しさで自分自身を囲んでいると思ったら、気持ちが楽になり、「罪が……」という気持ちが消えた。

Fさんの詩

私に足りなかったのは自分への愛
無条件の愛
私の中の罪は私からの無条件の愛を欲していた
罰ではなく愛を欲していた罪悪感のうずきは愛へのうずきだった
私は勘違いしていた
罪には罰が必要なんだと
私の罪は罰を求めているんだと
だからこんなにも胸の奥がうずくんだと
これはもっと罰しないといけないんだと
イメージでも、違っていた真実は逆だった
罪に必要なのは愛だった
それも無条件の愛だった
私の罪がもとめていたのは
私からの無条件の愛だった

選択レメディー

  • MT)Echi.(エキネシア):血液の問題
  • Nat-m.(ネイチュミア)
  • Am-m.(アンモミューム ミュア)
  • Emer.(エメラルド)
  • Tub.(チュバキュライナム)200C
  • Am-m.(アンモミューム ミュア)⇒お母さんを憎んでいる。
  • Nat-m.(ネイチュミア)⇒怒りそのものを出すことができない人に。
  • Emer.(エメラルド)⇒解毒を良くする。結核マヤズム。免疫、肝臓、腎臓。無条件の愛。

結論

MT)Plantago(プランターゴ)をとった後から体中の痛みがなくなり、Ayahuasca.(アヤワスカ)というレメディーをとったあと、首を吊った祖母が何事もなかったように彼女に弁当を作り、何事もなかったように日々の生活を送っているという夢を見ました。この方は、長い間ショックと恐怖のために、祖母の問題をしっかり見つめることができず、20年間も恐怖におののいていました。しかしこの夢によって、「祖母は死を悔やんでいない、祖母は祖母の人生を生き、そして自分で終わらせたのだ。」「自分のせいではないのだ」としっかり理解することができたようです。また、彼女は激痛のあるリューマチを嫌って、リューマチがあるから自分は苦しまねばならない、リューマチがあるから生きていたくないんだとばかり人生を呪っていました。しかし徐々に自分が生きていることと、リューマチであることを受け入れられるようになりました。そして、霊的なものに対しての恐怖が減り、それまで避けて近づけなかった仏壇の前にいけるようになりました。
・Ayahuasca(アヤワスカ)自殺の想念をきれいにするレメディー。

由井寅子(ゆいとらこ)
ホメオパシー博士/日本ホメオパシーセンター総センター長
  • JPHMA [日本ホメオパシー医学協会] 名誉会長
  • JPHMA認定カレッジ・オブ・ホリスティック・ホメオパシー(CHhom) 名誉学長
  • 一般財団法人 日本ホメオパシー財団(JPHF) 理事長
  • ARH [英国認定ホメオパス連合] 認定ホメオパス
  • Hon.Dr.Hom [ホメオパシー名誉博士(Pioneer University)]
  • Ph.D.Hom [ホメオパシー博士(International Mathematical Union )]
  • 座右の銘:万物生命、その存在自体に感謝し、命そのものを生きられんことを!

ホメオパシーを1996年から日本に本格導入。日本におけるホメオパシー教育の基盤を作り上げた日本におけるホメオパシーの第一人者。従来のホメオパシーに、インナーチャイルド癒し・霊性学・食養生などの統合医療的アプローチを加えた体・心・魂を三位一体で治癒に導くZENホメオパシーを確立した。

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