病院にて、子宮頸癌の疑いと甲状腺機能亢進と診断を受ける|女性


私がホメオパシーの学校の1年生だった夏、久しぶりに妹に会って驚きました。この1、2ヵ月の間に体重が5kgも減り、非常に疲れた様子でした。すぐに病院で健康診断を受けるよう言いました。その結果は「子宮頚癌の疑いあり。甲状腺機能亢進」という診断でした。

地元の県立病院の婦人科を受診、「子宮頚がんレベル3、手術をしたほうが良い」とのことでした。
「念のため、他の病院でも診てもらって」と助言。癌研で再検査、結果は同じ「子宮頚がんレベル3」。しかし、ベッドが空いていなかった(?)せいか、3ヵ月後の再検査ということでした。

「3ヵ月も放っておいて大丈夫かな?」と不安げな妹。「その間、レメディー飲んでみる?」とすかさず言ってしまった私。まだホメオパシーの学校に入学したばかりの私は、当時使っていたマテリア・メディカを頼りに、そしてそのころ私がみていただいていたホメオパスからも助言をいただき、Sep.(シイピア)、Con.(コナイアム)、Carc.(カーシノシン)と、ケブラコ、エキネシアのマザーチンクチャーも加えて、毎日、ペットボトルの水に入れて、飲んでもらうということになりました。

「病気の一番恐いところからやりなさい」という由井先生の言葉を思い出し、とりあえず甲状腺のほうは後回し。 そして迎えた3ヵ月後の検診、「レベル3」は変わらずでした。でも驚いたことに、また3ヵ月後の検診ということになったのです。

「この癌はおとなしいようだから、少し様子を見よう」と医者が言ったそうです。
3ヵ月ごとの検診、これを1年近く繰り返しました。その間、がんの大きさは変わらず、レメディーも同じ物を使い続けました。このころ2年生になっていた私は、学校でバナジープロトコルを学ぶ機会に恵まれ、妹のレメディーを、Carb-an.(カーボアニマリス)とCarc.(カーシノシン)に変更、さらに由井先生の「徹底してマヤズムをやらなければ……」という教えにより、Tub.(チュバキュライナム)、Syph.(スフィライナム)を加えました。
それから3ヵ月、そしてまた3ヵ月、妹のがんは消えていました。完治!!です。

レメディーをとり始めてから1年半後のことでした。しかしそのころから、もともとあった甲状腺のほうの症状が目立ってきていました。今までのレメディーの回数を減らしながら、Iod.(アイオド)、Spong.(スポンジア)、Thyr.(サイロイダイナム)を週2回つけ加えました。
10日もしないうちに、動悸、手足の震えは驚くほど改善し、徐々に体重も戻って、4ヵ月後の検診で、TSHは正常値になりました。しかしまだ、腺腫はあるとのこと、レメディーを続けるよう妹に言いました。

このころ、私はストットラー先生の講義を受ける機会に恵まれました。病の大元にダイナミックに働きかけるLM処方を学び、学校ではLMポーテンシーの準備も整えられていました。Tub.(チューバキュライナム)、Carc.(カーシノシン)介入として、Carb-an.(カーボアニマレス)すべてLMポーテンシーで飲み始めてもらっています。

2つの病が回復していく中で、妹に以前の穏やかな笑顔が戻ってきています。日々進化していくレメディー処方を学ぶことのできる幸せに心から感謝しているこのごろです。

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