
36歳の姪のことについてご相談させてください。
先日乳がんと診断され、7月末に手術の予定です。実は彼女の母親(私の姉)も44歳の時乳がんになりましたが、19年たった今も健在です。
乳がんや卵巣がんは遺伝する確率が高いとマスコミで今話題になっていますが、私の母は5年前に卵巣がんで亡くなりました。私は15年前に乳腺症と診断されたことがあります。子宮筋腫もありますが、閉経後症状は全く気にならなくなりました。
姪は3人子供がいますので、姉にも負担がかかってくると思います。近くに住んでいれば私も手助けできるのですが、せめてもホメオパシーと何の縁もない姪にすすめられるレメディーがあればと思っています。姉と姪は険悪ではありませんが、意見の行き違いなどなかなか分かり合えない面があるように思います。
私自身は母の卵巣がん発覚以来、Carc.(カシノシン)やCon.(コナイアム)をとっています。



乳がんにホメオパシーで用いられるレメディーにはPhy.(ファイトラカ)、Thuj.(スーヤ)、Con.(コナイアム)などがあります。
Carc.(カシノシン)については、由井先生の経験によると、まだがんになっていない場合は、がん予防に期待できますが、すでにがんになってしまっている場合に使うと、あまり効果がない、あるいはがんが大きくなってしまった場合もあったということです。ただし血液やリンパのがん(腫瘍でないがん)の場合にはとてもおすすめということです。
ですのでがんになっていないが家系的にがんになりやすい人であれば、Carc.(カシノシン)を予防としてとられることをおすすめしますが、姪御さんの場合には他のレメディーをおすすめします。
姪御さんには由井先生考案の液)サポート血液癌グループがよいのではないかと思います。サポートチンクチャーについては「ハーブ・マザーチンクチャー」に紹介されていますので参考にされてみてください。上記のレメディーや乳がんによいマザーチンクチャーをコンビネーションにしたものです。
がんのように組織に変性が起きている状態にはレメディーのエネルギー的な作用だけでなく直接、物質的に作用し、組織に滋養を与え、組織がレメディーに反応できるよう改善していくことが必要であるため、このようなコンビネーションチンクチャーは重要となります。ぜひお試しください。とはいえ、ミネラル不足からがんになる場合も多いので、抗マヤズム治療のできるホメオパスに相談されることをおすすめします。
またがんは何の原因もなく突然現れるものではなく、長い生活史の中で傾向が生じ、実際に発症していくものです。病巣を取り除くことが根本的な解決とはなりませんので、こうした傾向への対処のためにもホメオパシーコンサルテーションをご受診ください。