次回の血液検査で一時的にせよ悪い数値が出ると入院検査となるのを怖れています|60代|女性

66歳|女性

とらのこ会に入会ベーシックキット、肝臓・腎臓サポートセットや本なども購入致しました。
自分なりに研究しまずはSep.(シイピア)を飲み始めました。

そんな折り「体験談紹介」の掲示板を拝見致しました。
そこの記事 (A型肝炎の記事です)
を見て飲むのを躊躇してしまいました。

私は急性肝炎になりましたが今は肝数値も平常になり経過観察中だからです。

この掲示板の記事によるとレメディーを摂ると一時的に肝数値が悪くなりますとハッキリ書かれてあります。それでは困ってしまうので経過観察が終わり、すっかり良くなってから飲んだ方が良いかなと思うのす。

次回の血液検査で一時的にせよ悪い数値が出ると入院検査となるのを怖れています。

一時的に肝数値が悪くなるという一時的というのはどういう事でしょうか?
レメディーを止めればすぐに数値は良くなるということでしょうか?
その記事に書かれているレメディーを摂った場合にのみ一時的に悪くなるということでしょうか?
Sep.(シイピア)なら大丈夫と考えても宜しいのでしょうか?

セルフケアでは難しくあきらめた方が良いのかなと思ったりしています。

管理人

増田先生
とらのこ会ご入会いただき、またキットや書籍をご購入いただきありがとうございます。また、ホメオパシーについて研究されておいでになるとのこと、その成果を健康の為に活かしていただければと存じます。
 さて、ご質問の肝炎についてですが、この疾患は現代医学においても、ホメオパシーにおいても難しいケースであると思います。特に急性であればなおさらだと思います。ご自身で書籍などで研究されていらっしゃるとのことですが、セルフケアの範疇ではないと思われます。検査や診断はホメオパシーではできませんし、ご自身での判断も危険ですので、専門の医療機関でご対応いただくほか方法はないと思います。ホメオパシーで対処なさりたいとお考えならば、セルフケアではなく健康相談会を受けていただくことをおすすめいたします。
 A型肝炎の体験談で一時的に数値が悪くなる旨のコメントがありましたが、A型や急性肝炎のクライアント様ではありませんが、数名のそれぞれ違った疾患をお持ちのクライアント様の血液検査値を見せていただいたかぎりでは、ホメオパシーのレメディーをお取りいただいた後に(セルフケアではありません)、一時的に、ある種の抗体またはアルミニウムや水銀などの数値が高くなることがみられたことは事実としてあります。科学的な検証は行われておりませんので、レメディーとの関連性は今のところ不明ですが、肝数値についても同様の傾向を示すのではないかと推察されます。AST(GOT)、ALT(GPT)は本来肝細胞内にある酵素ですが、肝細胞が破壊されると血液中に漏れ出てくるため数値が増加します。ウイルス性肝炎の炎症がある場合は、肝細胞の破壊が継続されるので数値が減少することはないでしょう。炎症がおさまっているにもかかわらず、レメディーをとることによって一時的に数値が上がるのは、肝臓の機能が促進され肝臓に残留している壊されたASTやALTの排出が高まるのではないかと考えます。しかし、これも科学的な検証が行われていないので、推測の域を超えません。体験談でご紹介した肝臓と相性のに良いChin.(チャイナ)、Lyc.(ライコポディウム)、Nux-v.(ナックスボミカ)といったレメディーであっても、お選びになられたSep.(シイピア)であってもご本人に必要なレメディーであれば、何らかの反応はあると思いますので、肝臓・腎臓サポートセットやその他のレメディーを試される際はよくお考えになられてご選択いただければと存じます。
 レメディーによって始まった反応には、プルービングと治癒反応の2種類あります。プルービングはレメディーを止めたら反応は長く続きませんが、治癒反応が起こった場合は、レメディーを止めてもしばらく(長期間に及ぶこともあります)継続することがあります。
 ホメオパシーは自然の法則に則った療法です。ハーネマンが沢山の実証のもとに体系づけたものですので「効く」とか「効かない」とか「信じるもの」ではありません。もし、ご興味があれば、オルガノン第6版と慢性病論をお読みいただき、より深くホメオパシーの研究をなさってみてください。多くの疑問の解決の糸口が見つかると思います。

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