症状
- 空腹でなくても就寝前に満腹まで食べて、強い腹痛がある。
- 職場の仕事量が多く、毎日しかられて家に帰っても落ち込む。
- 対人恐怖。夫への恐怖。
- 部屋がゴミだらけで足の踏み場がない。
相談会
まずは強い鬱の症状に焦点を当てて生きる気力を取り戻す必要性があった。
レメディー:サポート神経
- Nat-m
- Staph 等
ぎりぎり死にそうなほどの鬱が改善した。夫にも多少言い返せるようになった。
主に腹痛と、過去の睡眠薬にアプローチした。
レメディー:サポート奴隷、サポート腸内細菌
- Sulph
- Nux-v 等
腹痛の頻度が週1から週2に減少。ジャンクフード中心から和食寄りになった。木の花咲くやシャンプーで頭が軽くなり、悪い霊が取れる感じがした。夫への恐怖は改善。仕事をこなせるようになった。母親に常に暴言を吐かれて育てられたことに、恐怖が起因する。父からの助けもなかった。職場では攻撃されないようにする為に、平気そうにジョークをわざと言ったりする。鈍感になって自分を守っている。
主に恐怖と過去の睡眠薬に焦点を当てた。
レメディー:サポート殺され
- Calc
- Lyc
- Op 等
腹痛は大きく改善して発症しなかった。母から罵倒される手紙が来たので母に電話して、生まれて初めて母にやめてくれと怒鳴った。
やってみたら案外できると思った。その後、鼻水がずっと出続けた。感覚鈍麻が治った。
主に母親との関係、自分を責める傾向、ジャンクフードのリン酸の害に焦点を当てた。
レメディー:サポート干渉
- Ph-ac
- Thym-gl
- Puls 等
足の踏み場のない部屋だったが遂に何年分かの物をゴミ袋10袋分捨てた。体が動くようになった。
具合が悪くなり仕事に行けないと上司に怒られるという恐怖の妄想は、小さい時、ただ風邪をひいただけなのに母親に怒られていたから、具合が悪いのは悪い事だと刷り込まれていたからだと分かった。
結論と考察
幼少期に親から心を傷つけられていたので「誰からの助けもない」と虚無になり、大人になっても感覚鈍麻になって体を酷使したり、心の声を無視し自分の感情が分からなかった。相談会を重ねるごとにバラバラになっていた心体魂が手を繋ぎ合うことで、冷静に自分自身を見つめ、取り戻すことが出来る様になった。生まれて初めて母親に怒鳴ることが出来た後に出続けた鼻水は、本来は今まで流す事が出来ていなかった大量の涙だったのだろう。
その後に腹痛が改善した。対人恐怖の症状は残ったが、状況を客観的に分析して単発で砂糖玉のレメディーを上手く使いこなし職場での難局を乗り切ることが出来ていて素晴らしい。
| JPHMA認定ホメオパス | No.0925 |
|---|---|
| JPHF認定インナーチャイルドセラピスト | No.0341 |
| 活動センター | 東京本部 |
人それぞれに人生があり、溜めてきた毒素が違うので処方も様々です。同じレメディーでも人により好転反応の出方も治癒の速度も違います。 私自身ホメオパシーを知るまでの生活習慣の結果、毒素がビーカーから溢れ出し、様々な不調が現れ出しました。
レメディーをとって10秒で解決したものもありましたが、慢性的な症状はそうも行きません。 結果を薬で即座に求める性格がそれまでの私でしたが、今回の療法は全く別のアプローチでした。
一つ一つのレメディーに背中を押してもらいながら自己治癒力で膿を排泄し、体と心を徐々に浄化し軽くしていけました。それは抑圧ではなく解放でした。 その人らしさ、心癖と病気との繋がり、足りないミネラルによる病気、家系の傾向、体に必要のない物質による病気、明確に病名が分かってる症状から、自分は何故こんなに調子が悪いのだろうという漠然とした思いまで、体と心が発する症状というお知らせに注目して行きましょう。変わりたいと思った時が転機です。
治療を続けていると体がここにまだ問題があるよと症状でお知らせしてくれます。ホメオパシーは長い歴史を通して経験によって築き上げられ守られてきた一つの叡知だと思います。 皆様にもホメオパシーを生活に取り入れてご自身を大切にケアして頂けたらと、その思いでホメオパスの道に進みました。
心・体・魂レベルで自己治癒力が触発され、限りある今世を自分らしく充実して生きていけますよう誠心誠意対応させて頂きたいと思います。一緒にがんばっていきましょう。
