よくある質問

日本ホメオパシーセンターに寄せられた、みなさまからの質問とその回答をまとめています。

ホメオパシーはどんな病気や症状に対応できますか

事故や怪我などの急性症状やアトピーなどの慢性症状、うつなどの精神的症状など、あらゆる病気や症状に対応可能なレメディーがございます。
赤ちゃんからお年寄り、妊婦さんや動物・植物にも対応が可能です。

レメディーは薬や漢方薬と一緒にとっても問題はありませんか?

問題はありません。しかし、可能であれば避けていただいた方がよいでしょう。

レメディーには症状を出そうとする働きがありますが、薬は症状を抑えようとしますので、同時にお取りいただくと、期待したレメディーの効果が得られないこともあります。

緊急時や命にかかわるような場合など、薬の服用は医師の指示に従ってください。
ホメオパスであれば、そのような場合にも対応可能なレメディーをご提案することもできますので、各ホメオパシーセンタやホメチューブでご相談いただくとよいでしょう。

レメディーをとっていれば病院にいく必要はありませんか?

事故や発作などの命に関わる危険な状況であれば、病院に行かれることをお勧めします。

危機的状況でない場合でも、レメディーをとっていれば大丈夫という保証はできません。レメディーをとっても症状が改善されない場合は、医師の診断を仰ぐ必要があります。

ホメオパシーでは、どれくらいの期間で病気や症状が改善しますか?

急性症状か、慢性症状か、またその方の心の抑圧や、遺伝的な問題もありますので、個人差があります。
セルフケアでなかなか改善しない場合や、慢性の症状などは、ホメオパシー健康相談・ホメチューブのご利用をおすすめします。

レメディーはいつとるのがよいですか?

急性の場合を除き、一般的に夜寝る前にとるように言われることが多いです。しかし特に夜でなければならないという事ではありません。
レメディーをとると眠くなる場合もありますので、車の運転前は避けた方がよいでしょう。

もしある時間帯になると不調になるという傾向がある場合、その時間帯にレメディーをとったほうがよいことがありますが、あまり神経質になる必要はありません。

激しい急性症状

事故や怪我をしたときであれば、早ければ早いほどよいと言えます。

  • 頭を強く打った → すぐにArn.(アーニカ)をとる
  • 捻挫をした → すぐにRuta.(ルータ)をとる
緩やかな急性症状

急性の症状の場合も、できるだけ早く適なレメディーで対応した方がよいでしょう。そしてその後リピートする必要がある場合は、適当な間隔(1,2,4,6,12時間ごと、毎日など)をおいて繰り返します。

  • なんとなく風邪をひきそうな感じ → その場でAcon.(アコナイト)をとる
  • 子供の耳から膿が出て痛がっている → その場でPuls.(ポースティーラ)をとり、数時間後にもう1粒とる
慢性的な症状

慢性的な症状の場合は急ぐ必要がありませんので、時間帯を決めて何日間かリピートするのがよいでしょう。

  • 慢性的な蓄膿の症状を持っている → 夜寝る前にKali-bi(ケーライビック)1粒を1週間繰り返す
食事の前後20分間はレメディーをとってはいけないと聞いたのですが?

通常、飲食前後20分ほどは、レメディーをとらないように指示されますが、救急的・応急的にレメディーを使用される場合はその限りではありません。

緊急時にレメディーが必要な場合は、飲食前後20分以内でもレメディーをとるようにしてください。
レメディーは薬のように口や胃や腸で吸収されるものではありませんし、化学物質によって身体をコントロールするものでもありません。
飲食前後20分以内にレメディーをとると効果がなくなるということはありませんから、時と場合により柔軟に対応するようにしてください。

同時に2種類のレメディーをとったり、続けて何種類かのレメディーをとっても大丈夫なのでしょうか?

レメディーは薬と違い、2粒とると量が2倍になり効果が2倍になる、ということはありません。
基本的に1回に何粒とっても1回は1回分の刺激と考えます。ですから、子どもがあやまって1瓶一気に飲んでしまったとしても、特に問題ありません。

レメディーは自然治癒力を発動させるためのスイッチですから、1回に1粒とっても2粒とってもスイッチが入ることには違いがありません。ちょうどスイッチを押すその力がある一定以上の力であれば、それ以上の力を加えることに何の意味もないように。ただし、ポピーシード粒のようにその1粒が小さすぎて1粒だけではスイッチを押すのに力が足りないという場合は、何粒か同時にとる必要も出てきます。

一方、リピートは、刺激を繰り返し与えることになりますから注意してください。ちょうど、スイッチを押すと電流が流れる回路を考えた時、スイッチを2回押すと2回電流が流れるように、レメディーを2回とると2回バイタルフォースを刺激することになります。大事なことは、1回にとる量よりもリピート回数ということになります。

レメディーをたくさんとったら早く効果がでるということはありますか?

レメディーは2粒とると効果が2倍になるということはありません。

レメディーは、自然治癒力を発動させるためのスイッチのようなものです。一度に何粒とっても体は一回の刺激としてカウントします。レメディーは一度にとる量よりも、レメディーをとる回数の方が重要になってきます。自然治癒力が低下していると、一度の刺激では自然治癒力がなかなか活性化されません。そのため、繰り返しレメディーをとって刺激を与え、縮こまっている自然治癒力を揺り起こす必要があります。

レメディーは何回繰り返して(リピート)とったらよいのでしょうか?

症状によって異なります。

ケガなどの激しい急性症状

様子を見ながら、なるべく短い間隔でリピートしてください。

風邪などの比較的緩やかな急性症状

1日に1粒を目安に症状が改善するまでリピートしてください。レメディーをとっていくと、症状が移り変わっていきます。リピートしても症状に変化が見られなくなった場合は、別のレメディーをとるようにしてください。

好転反応について教えてください

ホメオパシーは自己治癒力を触発し、自分の力で治癒していけるように導く療法です。レメディーで自己治癒力が高まり、健康を取り戻す過程で、体から老廃物(体毒)が排出されるために症状が出ます。もし慢性症状がある場合、その慢性症状が排泄症状であった場合には、そのもともとあった慢性症状がより強くなった形になります。

このように自己治癒力が高まった結果、もともと体内にあった老廃物(体毒)の排泄症状が出ること、あるいは強くなることを好転反応といいます。

好転反応が治まらない場合には

好転反応が治まらない」「ひどく出てお困りの場合」は、担当のホメオパスまたはホメオパシーセンターにご相談ください。

ホメオパシーはで健康保険は適用できますか?

日本ではまだ保険の適用はありません。海外では適用している国もあります。

レメディーは資格がなくても買えますか?

はい、どなたでも購入して使用していただけます。

レメディーはたくさんの種類がありますが、どうやって選べばよいのですか?

ガイドブックや、セミナー、ホメオパシーヘルプなどを参考に選んでください。
難しい疾患や、自分で選べない場合はホメオパシー健康相談や、ホメチューブをご利用いただくこともできます。

適合しないレメディーをとった場合どうなりますか?

人は何に心を動かされるかと言うと、真実に心を動かされます。基本的に自分にないものに心動かされることはありません。

レメディーにとって自然治癒力が発動するのは、レメディーのパターンと病気のパターンが共鳴・増幅するためです。
もしレメディーのパターンと病気のバターンが違っていたら、共鳴することもなく自然治癒力も発動しません。
同様に、病気に適合しないレメディーをとった場合、レメディーの作用する部位がないのですから何も起こりません。ただレメディーの波紋が通り過ぎていくだけです。

レメディーは原物質がなくなるほど薄められていますので、安全で副作用もなく、赤ちゃんや妊婦さん、虚弱な方でも安心してご使用いただけます。

コーヒーを飲むとレメディーの効果がなくなるのですか?

代表的な例として、Cham.(カモミラ:カモミールから作られたレメディー)とコーヒーとの相性はよくないことが知られています。
コーヒーのレメディーへ作用への影響は、さまざまな意見があり、コーヒーの影響はないというホメオパスもいば、コーヒーの影響は大きいと考えるホメオパスもいます。

コーヒーが必ずしもレメディーの作用に影響を与えるのではなく、人の体質にもよるし、レメディーとの相性もあるとも考えられます。
基本的にレメディー使用中(レメディーの影響が続いている間)はコーヒーを控えた方が賢明です。しかし、コーヒーを飲むことが習慣化している人は、コーヒーを我慢していることがストレスとなり、体調を崩しかねませんから。無理にコーヒーをやめるようには指示しないホメオパスもいます。

ただし、このような状態はコーヒー中毒とも言えます。コーヒー、ミント、タバコなどの刺激物を常にとっていなければいけないという性癖も、ホメオパシーにおいては治癒されるべき一つの症状とみなします。これらの刺激物を習慣的に毎日とり続けることは、体にとってあまりよいこととはいえないでしょう。ちなみに、このような刺激物への中毒にはNux-v.(ナックスボミカ)を使用します。

マザーチンクチャーはアルコールですが、子どもに与えてよいのですか?

一般的に、洋菓子に含まれるアルコールは0.1%~0.5%程度と言われています。
マザーチンクチャーは、基本的に薄めて飲んでいただくため(目安:500mlの水にマザーチンクチャーを5~10滴)、以下の様に計算することができます。

500mlのお水にカレンデュラを10滴入れた場合

カレンデュラ10滴=0.04ml(1滴分)×10(滴)×0.4(アルコール濃度)=0.16ml
水500ml+カレンデュラ10滴=アルコール濃度0.00032%

参考 マザーチンクチャー 一滴の容量:約0.04ml / カレンデュラのアルコール濃度:40%

一般的にアルコール飲料はアルコール濃度1%以上のものであるため、アルコール飲料に該当しないだけでなく、アルコールを使用した洋菓子(0.1%~0.5%)よりも濃度ははるかに薄いと言えます。
ただし、ハーブの種類によっては、その作用により眠気を催す場合もありますのでご注意ください。

レメディーは何年くらいもちますか?

保管状態が良ければ半永久的に保存されます。それぞれのレメディーはそれぞれの物質に備わる特有の情報(形)を持っています。この情報は、砂糖玉にしっかりと組み込まれ、ハーネマンが実際に使っていた200年前のレメディーは現代でも十分効果のあることが知られています。

ただし、次項目に書かれた点に気を付けて保管してください。

気温

凍ったり、60℃以上になると、レメディーの持っている情報は失われてしまうことが知られています。なるべく0℃~40℃の冷暗所に保管してください(冷蔵庫には保管しないでください)
また高温になる真夏の車の中にも置きっぱなしにしない方がよいでしょう。

電磁波

電磁波はレメディーに影響を与えるあ脳性があると考えられていますが、あまり神経質にならなくても大丈夫なようです。ただし、直射日光は避けるようにしてください。
また、強い電磁波の出ているところ(冷蔵庫の中、テレビやパソコンの上など)にはなるべく置かないようにし、携帯電話と一緒に落ち運ぶときはなるべく離すようにしてください。X線の照射を受ける時は、専用の防護袋を利用するかアルミ箔などで覆うとよいでしょう。

香り

強い香りは、レメディーに影響を与えると言われています。レメディーを取り出すときは、強い香りのする香水や精油などのない場所で行ってください。また保管場所も、あまり香りの強くないところにしてください。
特にティーツリー、ペパーミント、ユーカリ類は、レメディーに影響を与える場合があります。

基本的にレメディーとる本人以外はレメディーに触らないように指示されます。レメディーは波動的なエネルギーが入っていますので、レメディーに触れると、多少触れた指からもその人のエネルギーが入ってしまいます。しかし緊急時や赤ちゃん、動物に与える場合など、やむを得ない状況ではかまわず自分の手で取って素早く相手の口の中に入れてあげてください。

時間にゆとりがある場合には、レメディーの容器の蓋にとって相手の口の中にレメディーを入れてやる、レメディーを水に溶かして飲ませる、などの方法でレメディーを与えてください。