ポーテンシー

目次

レメディーの希釈率

ハーネマンは物質を希釈・振盪することで、物質の毒性が失われると同時に、心身に深く作用する働きを得ることを発見した。その希釈・振盪の程度を「ポーテンシー」と呼ぶ。

ホームキットなどに用いられるレメディーのポーテンシーは6C~30Cが多い。
Cとはラテン語で100を意味するCenturiaの頭文字で、100倍希釈法を意味している。30Cとは、100倍希釈法を30回行ったということで、10の60乗希釈ということになる。理論的には原物質の分子が一つも存在しない無限希釈水を、さらに希釈・振盪して作るため「銀河系に涙1滴が溶けた状態」とも表現できる。

ポーテンシーの数字の違いを「高い」「低い」といい、ポーテンシーが低ければ肉体レベルに作用し、高いほど心や感情レベルに作用していくことが経験的に知られている。

C…100倍希釈

ホームキットのレメディーは30C、200Cがよく使われている。

X…10倍希釈

Dと表記する場合もある。ティッシュソルトなど。

LM…50,000倍希釈

液体フォームのレメディー。とても穏やかに作用する。ホメオパスが使用する。

目次